美味しかった食セミナー。
先日、とある食セミナーに参加してきました。
タイトルは、
「体に優しい食生活セミナー 海外に住む私たちが気をつけたいポイント」
味噌や麹作りなどをロンドンで教えている山野先生のセミナーです。
はっきり言って、味噌や醤油といった日本の伝統のあるものは、側にありすぎて、
日本にいるときは、その大切さが全くわかりませんでしたが。
一番側で何気に私たちの健康を守ってくれていたんだなーっとロンドンに来て感じることが多くなりました。
栄養学の勉強をしているから、というのも大きなきっかけですが、
やっぱり日々感じる欧米人と日本人との食生活の違い、スーパーで売ってるものの違い、さらには、具合が悪くなっても、その症状の違い…。
同じ思いを山野先生は20年以上前から持ち続け、味噌や麹といった日本独特の食材がどれだけ素晴らしいものかをずっと伝えていらっしゃいます。
そんな先生の食セミナーの面白いことといったら!
セミナーでは、
西洋人と東洋人の体質の違いや
世の中に出回っている食品のお話、
食に関する欧米と日本の歴史、
オーガニックの野菜や果物、菜園用の種に至るまで、
いろんなお話を聞くことができて、プラスαでためになることがいーっぱい詰まった時間でした。
そして何より!
お弁当が出てくる楽しみ♡
「健康にいいお弁当付き」という広告につられてが魅力的でした。苦笑。
お弁当のご飯部分は、発酵玄米。
(修正:ご飯部分は、発酵玄米ではなく、千年雑穀米というものでした。スミマセン。
モチモチしていたのは、黒い餅米が入っていたからだそうです。修正して下さった山野先生、ありがとうございます!)
「寝かせ玄米」という人もいますね。
玄米は、言わずと知れた、
食物繊維たっぷり、
白米では失われるビタミン&ミネラルもそのままたっぷり入っているし、
特に、発酵玄米は
小豆や塩と一緒に炊くことで玄米が「発酵」され、玄米独自のパサパサした感じや食べにくい感じを和らげてくれて、さらに腸の吸収を助けてくれるので、便秘解消にも最適。
でも、よく考えてみたら…。
こういう玄米は、昔の人は日常で食べていたんですよね。
今でこそ、玄米は体にいい、とか雑穀米は体にいい、とか言って「健康食品」として世の中に出回っておりますが。
昔の人は、それを毎日当たり前に食べていた=日本人の体に合った食生活をしていた。
だから、現代社会に起きる生活習慣病とは無縁だったはず。
ファッションもそうですが、食事も昔に戻りつつあるのかな?苦笑。
そしてデザートは、これ。
甘酒の試食。
しかも、私が想像していた甘酒とはまーったく違った風に出てきました。
ラズベリーが入ってますよ?
これが意外に美味しかったのです!!
一般的に飲む甘酒とはちょっと違ってデザート感覚で頂ける一品でした。
甘酒は、「飲む点滴」と言われるくらい完成された飲み物。
それに含まれる栄養素は数知れず。
風邪をこじらせたときとか、具合が悪いときに行う点滴に入っている要素とほぼ同じ内容だから、飲む点滴と言われているくらいなんですね。
他にも便秘解消や美肌効果などなど、甘酒にはたくさんの効能があります。
が。
砂糖も入っているので、飲み過ぎにはご注意くださいね。