塩を愛して、砂糖を減らして。
写真は、クロアチアから買ってきた塩たち。
クロアチアでは、塩ばかり買っておりました。
安いし、
(ロンドンでピンク塩は500gで5ポンド(約800円)なのにクロアチアでは1キロで約4ポンド弱
(約640円)でした。)
なんてったって天然塩なんですもの〜。
写真右の箱に入った天然塩は、クロアチアのストンという小さな街で作られたもの。
何がすごいって、未だに古代の方式で塩を作ってるんだとか。
伝統と歴史がいーっぱい詰まった正真正銘の天然塩です。
写真左の塩は、ヒマラヤのピンク塩。
原産地はヒマラヤ山脈。古代の海が干上がってできた塩の層が地殻変動によって土中に没し、長い年月をかけて圧縮されてできた地層から採掘された塩。
両方とも、もちろんミネラルたーーーーっぷり!!
そのまま食べてもよし、お料理に使ってもよし。
ところで、この「天然塩」と「食塩」の違いを知っていますか?
天然塩は、その名の通り、自然からできた塩。
ミネラルがたっぷり含まれていて、添加物も一切なし。自然なものなので、水に完全に溶け、余分な塩分は尿と一緒に排出される。
それに対して、食塩は、99%が塩化ナトリウム。
ミネラルは全く入っていなくて、人工で作り出されたもの。英語ではTable Salt (NaCl)。
火にかけても最後まで溶けないものが残る=体内でも溶けるはずないですよね?
それが蓄積すると、高血圧や他の病気になったりするのは一目瞭然。
ほら、良く耳にしますよね?
塩分の取り過ぎはいけない!って。
あれは、「食塩」のことです。
天然塩は、そんなことは決してありません。逆にもっと摂ってほしいくらいです。
いらないものは、体がちゃんと排泄してくれます。
でも、人間が人工的に作ったものは体は消化することができません。そしてそれを排泄することすらできず、体の中に残って病気になってしまうのです。
高血圧だから減塩のもの(たとえば減塩醤油とか)を使おう。→XXX!!!
この場合、犯人は「塩」になっていますが、それは塩ではなく
「人工で作られた(精製された)塩化ナトリウム」なのです。
更に、減塩ものは、保存性が悪くなるのでその分は添加物で補おうとしますし、
塩の旨味を補うためにたくさんの化学調味料を入れてしまいがちです。
「減塩だから安心」というタイトルにはだまされないでくださいね。
減塩ものを使うなら、ちゃんとした塩=天然塩を使いましょう。
醤油なら天然塩でできた醤油、梅干しも天然塩で漬けた梅干し、天然塩で漬けた漬け物、天然塩で作った味噌…。
日本食は塩をいっぱい使います。
だからこそ、ホンモノの塩を使ってください。
何度も言いますが、天然塩なら減塩しなくてもいいのです!!
でも、残念ながら、スーパーで売っている醤油、味噌、梅干し、その他の調味料などはそのほとんどに「食塩」が使われています。
今度、そういった調味料を買うとき、裏のラベルをチェックしてみてください。
例えば、本醸造しょうゆの原材料は、
大豆
小麦
食塩←ココ!!
アルコール
ココ!!が「食塩」な限り、減塩は必要になりますよね…。
人工的に精製されたものは、体に残るから病気の原因になりかねない。
だから、減塩しなければならない。
減塩した結果どうなると思いますか?
- 元気がなくなります。
- 顔色が青くなります。
- 体温が下がります。
- 心臓、肝臓、腎臓の働きが悪くなり、血液の浄化が上手くいなかなくなります。
- むくみが出ます。
- 筋力がなくなり、骨格を支えられなくなり、腰痛や肩こり、偏頭痛が起きます。
- 立ちくらみやめまいがおきます。
- さらには、心臓発作や不整脈になります。
天然塩はこれらを全部解決してくれますよ。
天然塩は、体に必要なミネラルがたっぷり入っていて、摂り過ぎてもちゃんと体が排泄しますし、体内に余計なものは残りません。
これから暑い季節になって、水分補給が必要になりますよね。
ただ、水を飲むだけじゃだめです。
夏バテや脱水症状にならないためにも塩をなめてください。
もちろん!食塩じゃなくて天然塩!!ですよ。
体内で不足した塩分を天然塩で補うと、力が湧いてきます。
天然塩なら減塩しなくてもいいのです。
「食塩」と「天然塩」の違いをきちんと知って、調味料や食べ物を購入しましょう。
知って食べているのと、知らないで食べているのでは大きく違いますよ!!
タイトルにも書いた「砂糖を減らして」ですが、ここには書ききれないことが判明。苦笑。
いつか必ずお話しますね。