マヤ暦で解く☆自己治癒力アップ健康法&オーガニックライフ

マヤ暦と栄養療法を組み合わせた講座をロンドンで開いています。心と体の両方を整えてこそ、調律される「生きる流れ」。食べているもののことをよく知って、美味しくて健康な食生活を目指すブログ。

予防医学とも呼ばれる栄養療法。お医者さんにかかる前に日々の食生活から見直してみませんか?カロリーがすべてではありません。食材本来の力で人間の体に必要な栄養素をちゃんと摂取していれば、病気知らずでいられるのです。

甘酒尽くしの会。

 

週末、「甘酒尽くしの会」なるものに参加してきました。

甘酒の作り方から、甘酒を使ったお料理のレシピまで盛りだくさんに習ってきたのです。

 

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試食は、こーんなに盛りだくさん!!

 

ポルチーニ茸と煎り大豆の炊き込みご飯

お刺身と野菜のサラダ仕立て(タレに甘酒使用)

白身魚のおぼろ昆布和え

タイ風カルパッチョ

甘酒とごまの根菜煮

デトックスおすまし

甘酒のデザート

 

 

 

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これは甘酒とごまの根菜煮。

こちらのスーパーで売っている根菜を使用した洋風根菜煮です。

スーパーでその存在は知っていたけれど、実際、どうやってお料理するのかね?

という材料が登場してきて嬉しい限り。

ごまも、もうわざわざ日本から、えっこらせ、と持ってこなくてもいいくらいの代わりになる胡麻ペーストを教えて頂きました。にっひっひ。

 

 

 

 

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甘酒のデザート。

やっぱり生で食べるのが一番効果的!!

ほんのり甘味があって、チョー満腹。

 

写真奥に見えるお刺身は、醤油麹と一緒に頂きました。

こういう使い方もできるのね〜っと、ワクワク。

 

試食はランチで食べましたが、その後も満腹感が続いていて、結局、

その日の夕食はいりませんでした。

 

甘酒、というと冬の飲み物というイメージがあると思いますが、

(ロンドナーもそのひとりでした)

 

甘酒には2種類あるんですね。

 

  • 麹+もち米で作るもの
  • 酒粕+砂糖で作るもの

 

今回、習ったのは前者の方です。

 

麹+もち米で作った甘酒は、そのまま飲む(食べる)もヨシ、

お砂糖の代わりに調味料として、お料理に利用できる優れもの。

煮物は、砂糖やみりんがなくても甘酒だけで美味しくできるし、マフィンやクッキーなどお菓子作りで使う砂糖の代わりに甘酒を使うこともできます!

 

 

この甘酒には、びっくりするほどの栄養が含まれています。

 

ビタミンB1糖質を分解してエネルギーになるときに必要なビタミン。

ビタミンB2糖質、脂質、タンパク質を分解するのに必要なビタミン。新しい細胞を作り出すときにも必要なビタミンでもある。

ビタミンB6タンパク質を分解または代謝するのに必要なビタミン。

葉酸血液を作る働きやDNAを合成するのに必須。

食物繊維体内にある老廃物をひっくるめて外に出すお掃除係。

オリゴ糖腸内で善玉菌を増やし、腸を調えて吸収をよくする。

必須アミノ酸システィン、アルギニン、グルタミン等、体内では合成できないので食物から摂る必要のあるアミノ酸。疲労回復やエネルギーチャージ、お肌の再生(これが甘酒が美容液と呼ばれる所以)には絶対必要なアミノ酸。

ブドウ糖エネルギー源。健康な体づくりには大切な栄養素。

 

などなど。

白砂糖とは違って自然な甘さなので、急激に血糖値が上がることはないし、

満腹感も得られるので、ダイエットにも最適。

(ダイエットには、酒粕の甘酒よりも米麹の方の甘酒の方が向いているらしいです)

 

すべて自然でできてるので、市販の栄養ドリンクを飲むよりよほど効果的ではないかと。

 

だた、やっぱり何でも飲み過ぎ、食べ過ぎは禁物。

甘酒も例外なく、1日200mlが適度でしょう。

 

夏は冷たくして豆乳や牛乳で割って飲むと夏バテ防止になりますし、

冷え性の方は温めて生姜やレモンを入れて飲むと体がポカポカしてきます。

 

市販の甘酒は、品質を一定期間保つことができるように「火入れ」という加熱殺菌作業をしているものがほとんどです。

甘酒のような発酵食品は、そのままにしておくと、どんどん発酵が進みます。自然界のことだからしょうがないですよね。

でも、それを無理に加熱殺菌してしまうと、中の菌がほとんど死んでしまい、ビタミン類の量も減ってしまいます。

本来、甘酒が持つ効能のほとんどが失われている、ということです。

 

だから、やっぱり手作りが一番☆

 

今回、それを習うことができて、とーっても有意義な時間でした。

甘酒を手作りするのに必要な材料を買ってきたので、早速、我が家でも作ってみようと思います♪

 

毎日甘酒生活、楽しみだなぁ。