マヤ暦で解く☆自己治癒力アップ健康法&オーガニックライフ

マヤ暦と栄養療法を組み合わせた講座をロンドンで開いています。心と体の両方を整えてこそ、調律される「生きる流れ」。食べているもののことをよく知って、美味しくて健康な食生活を目指すブログ。

予防医学とも呼ばれる栄養療法。お医者さんにかかる前に日々の食生活から見直してみませんか?カロリーがすべてではありません。食材本来の力で人間の体に必要な栄養素をちゃんと摂取していれば、病気知らずでいられるのです。

春はデトックスの季節♪

この間、久しぶりにバラマーケット

(↑ロンドンで一番大きいマーケット。バラは売ってませんー。笑。新鮮な野菜や果物、魚や肉、乳製品やチーズ…などなどイギリス中からここに集結します。日本でいう築地みたいなところかなぁ)

 

に行ってみたら、売ってました!!!

 

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ヨーロッパの春の訪れを教えてくれるホワイトアスパラ!!

 

思わず購入♪

 

旬の時期は4月下旬から6月くらいまで。新鮮なのは、この時期にしか食べられないので、どっさり山のように積まれたホワイトアスパラも目の前でどんどんなくなってゆきます。

 

調理法は、Simple is the best.

オリーブオイルで焼き付けた後、酢を入れたお湯で茹でただけ。

ソースは、今回はイングリッシュ・マスタード&マヨネーズにしてみました。

これを食べると、春♪という感じがして、テンションも上がります。

 

ちなみにこの日の晩ご飯は…。

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茹でホワイトアスパラガス+イングリッシュ・マスタード&マヨネーズソース

チキンが入ったラタトゥイユ

おから

雑穀ご飯

お味噌汁(具材忘れちゃったー汗)

 

 

さてさて、ココから本題。

タイトルにも書いた、春はデトックスの季節。

そうなんです!デトックスをするには春が一番なのです!!

 

デトックスをする、というと皆さんが一番に頭の中に思い浮かぶのは、

体内に残っている毒素や老廃物を外に出す、

ということではないでしょうか。

 

確かにそういう意味も含まれてはおりますが、

実はもっと大切なことが含まれているのです。

 

それは…肝臓を休める、ということ。

 

アルコールを大量に摂取した後や飲み続けていてチョット休みたいな、というとき、

今日は、休肝日でーす!

なんて言葉を昔、よく使ってたな。苦笑。

 

肝臓は、体の臓器の中で一番の働きもの。

…だと、私は確信しています。

 

血糖値を管理したり、

脂肪を分解して、即エネルギーとして使用するのか、はたまたコレステロールにするのか判断したり、

脂肪を分解するために必要な胆汁を作ったり、

ビタミンやミネラルを保管したり、

タンパク質を分解してエネルギーにしてみたり、

過剰なホルモンを分解したり…

 

さらに!

体内にある毒素や老廃物は、すべて肝臓に集められ、分解して体の外に排出するのが肝臓です。

 

こんだけことをずーーーっと年がら年中働いているわけです。

そりゃ、ときには疲れちゃったりしますよね。

 

それでも人間はそれに気づかず、大量の脂肪分を流し込んでみたり、農薬の付いた食べ物を食べたり、添加物や化学調味料たっぷりの食事をしたり、危険なケミカルの固まりのたばこを吸ってみたり、アルコールを摂取したり、薬を飲んだり…

 

肝臓に多大なる負担をかけてしまっています。

 

肝臓は、ある程度の毒素や老廃物なら頑張って働いて、分解し排出できますが、手に負えなくなった大量の毒素はどんどん溜めていっていまいます。

そこで現れる症状が、

 

慢性疲労

ホルモンバランスの崩れ

肌荒れ

太りやすくなる(肥満になりやすい)

高血圧

コレステロール値の上昇

糖尿病の恐れ

 

などなど出てきます。

 

あ、最近、疲れが取れないな、とか

肌荒れがひどいな、とか、

女性は生理が乱れてるな、とか。

 

そういう人がいたら、それは肝臓が疲れている証拠。

すぐにでもデトックスをしてあげましょう。

(注意:デトックスをしてはいけない人もいます。詳しくは後日)

 

では、なぜ、デトックスは春がいいのか。

 

自然の恵みから頂ける食材を考えてみて下さい。

 

ふき

たらんぼの芽

わらび

うど

 

これらの山菜は、ちょっと苦いですよね?

その苦みが体内の毒素や老廃物を排泄する役割を担ってくれるのです。

 

厳しい冬を乗り越えるために溜め込んだ脂肪やあらゆるものを解き放すのが春。

それをいつまでも体内に閉じ込めておくと、どんな悪さをするかわかりません。

 

人間は自然と共に生きてますからね。自然界に聞けば、おのずと答えは出てくる…。

…なんて、ちょっとスピリチュアルなことを言ってみましたが。

 

小さい頃は、その苦みが好きになれなくて、山菜は苦手でしたが…。

肝臓も若いし、ガツガツ働けていたので、きっとそれらを摂取しなくとも毒素は管理できていたのでしょう。

ところが、ここ最近、あんなに苦手だった山菜をもっと食べたい!と思うようになったんです。…ということは、肝臓も同じように年を取って、ずっと働き続けているわけですから、自分の力だけじゃ毒素や老廃物は分解できないから、助けてーと言ってるのかな?

…と、自分で勝手に想像しちゃったりして。

皆さんも、昔食べられなかったけれど、今なら食べられる、いや食べたい!と思う食材はあったりしませんか?

 

ご自身の体の声を聞いて下さいね。←いつでも、ここが一番大事。

 

上記の山菜の他にも春野菜にはデトックス効果のものがたくさんあります。

例えば、

 

春キャベツ

アスパラガス

菜の花

新じゃが

新たまねぎ

そら豆やグリーンピースなどの豆類

 

などなど。

 

これらの野菜をたくさん摂って、この春は、健康な肝臓を目指しましょう。

 

実は、デトックスは年に2回、春と秋にしてみるといい、らしいです。

活力溢れる夏には肝臓もフル回転…ですもんね。

 

日本と同じような山菜がイギリスでも採れたらいいのにな…と

羨ましく横目で見つつ(苦笑)

 

次回は、

 

イギリスで採れる(買える)デトックス効果のある春野菜

を使った料理をご紹介していけたらな、と思っています♪

肝臓を休めつつ、老廃物も排出できるようなロンドナー流のデトックスの方法もお教えしちゃおっかなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美味しかった食セミナー。

先日、とある食セミナーに参加してきました。

タイトルは、

「体に優しい食生活セミナー 海外に住む私たちが気をつけたいポイント」

 

味噌や麹作りなどをロンドンで教えている山野先生のセミナーです。

 

はっきり言って、味噌や醤油といった日本の伝統のあるものは、側にありすぎて、

日本にいるときは、その大切さが全くわかりませんでしたが。

 

一番側で何気に私たちの健康を守ってくれていたんだなーっとロンドンに来て感じることが多くなりました。

 

栄養学の勉強をしているから、というのも大きなきっかけですが、

やっぱり日々感じる欧米人と日本人との食生活の違い、スーパーで売ってるものの違い、さらには、具合が悪くなっても、その症状の違い…。

 

同じ思いを山野先生は20年以上前から持ち続け、味噌や麹といった日本独特の食材がどれだけ素晴らしいものかをずっと伝えていらっしゃいます。

 

そんな先生の食セミナーの面白いことといったら!

 

セミナーでは、

 

西洋人と東洋人の体質の違いや

世の中に出回っている食品のお話、

食に関する欧米と日本の歴史、

オーガニックの野菜や果物、菜園用の種に至るまで、

 

いろんなお話を聞くことができて、プラスαでためになることがいーっぱい詰まった時間でした。

 

そして何より!

 

 

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お弁当が出てくる楽しみ♡

「健康にいいお弁当付き」という広告につられてが魅力的でした。苦笑。

 

お弁当のご飯部分は、発酵玄米。

(修正:ご飯部分は、発酵玄米ではなく、千年雑穀米というものでした。スミマセン。

モチモチしていたのは、黒い餅米が入っていたからだそうです。修正して下さった山野先生、ありがとうございます!)

 

 

「寝かせ玄米」という人もいますね。

 

玄米は、言わずと知れた、

食物繊維たっぷり、

白米では失われるビタミン&ミネラルもそのままたっぷり入っているし、

特に、発酵玄米は

小豆や塩と一緒に炊くことで玄米が「発酵」され、玄米独自のパサパサした感じや食べにくい感じを和らげてくれて、さらに腸の吸収を助けてくれるので、便秘解消にも最適。

 

でも、よく考えてみたら…。

 

こういう玄米は、昔の人は日常で食べていたんですよね。

今でこそ、玄米は体にいい、とか雑穀米は体にいい、とか言って「健康食品」として世の中に出回っておりますが。

昔の人は、それを毎日当たり前に食べていた=日本人の体に合った食生活をしていた。

だから、現代社会に起きる生活習慣病とは無縁だったはず。

 

ファッションもそうですが、食事も昔に戻りつつあるのかな?苦笑。

 

 

 

 

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そしてデザートは、これ。

甘酒の試食。

しかも、私が想像していた甘酒とはまーったく違った風に出てきました。

ラズベリーが入ってますよ?

これが意外に美味しかったのです!!

一般的に飲む甘酒とはちょっと違ってデザート感覚で頂ける一品でした。

 

甘酒は、「飲む点滴」と言われるくらい完成された飲み物。

それに含まれる栄養素は数知れず。

風邪をこじらせたときとか、具合が悪いときに行う点滴に入っている要素とほぼ同じ内容だから、飲む点滴と言われているくらいなんですね。

 

他にも便秘解消や美肌効果などなど、甘酒にはたくさんの効能があります。

 

が。

 

砂糖も入っているので、飲み過ぎにはご注意くださいね。

 

 

 

春はタケノコの季節♪

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筍ご飯作りました。

土鍋で炊くと、ご飯がいっそう美味しくできちゃいます♪

 

筍は春の代表的な野菜ですね。

ロンドンで唯一、手に入る日本の春野菜。まぁ、もっぱら水煮なんですけどね…(汗)

それでもやっぱり体がほしい!と言っているので、早速作ってしまう筍ご飯。

そんな筍には春らしい、こんな効能があります。

 

食物繊維がたっぷり。

食物繊維は、毒素や体に不要なものを包み込んで外に排出してくれます。

ようは体のお掃除係。デトックス効果抜群!

特に不溶性食物繊維(←これについてはまた後日じっくりとお話します♪)が多く含まれているので、便秘解消にもなります。

さらに、食物繊維の働きとして、血糖値の急激な上昇やコレステロールの吸収を抑えてくれます。

 

ミネラルのカリウムもたっぷり。

カリウムは、体の水分バランスを調える大事なミネラル。

体のむくみの解消に効果的とも言えます。

 

アミノ酸の一種、チロシンの存在

水煮の筍によく見られますが、節の隙間にびっしり白い粉状のものがありますよね?

切ったときに、あわわわ、となりがちですが、それがチロシンなので洗い流さないで一緒に調理してくださいね♪

チロシンは主に神経伝達物質(特にここではドーパミンやノルアドレナリン)の原料になるアミノ酸です。

特にドーパミンは、脳を活性化させて、やる気や興奮を作り出す大切な物質。不足すると集中力が欠けたり、やる気が失せて何もしたくない状態に陥ったりします。

とってもいいことに、チロシンはブドウ糖(炭水化物)と組み合わせると吸収力が高まります。ブドウ糖は、脳の唯一のエネルギー源。

だから、筍ご飯は春にぴったりなご飯なのです。

 

ちなみに今宵の晩ご飯は…。

 

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土鍋 de 筍ご飯

さばの味噌煮

キャベツときゅうりの塩麹漬け

ごまたっぷり春雨スープ

 

ご馳走さまでした♪

 

 

 

 

 

 

初めまして!

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新しいことを始めるには、もってこいの季節、春!!

ロンドンでは、次々と花々が咲き始め、日差しもポカポカに。太陽が出ている時間も少しずつ長くなり、何か始めたくてウズウズしてしまいます。

 

アメブロさんで、

ロンドナーのロンドン生活~主婦大学生の日常~

という日常生活の日記を細々と書いておりますが、このたび、こちらで別ブログを作成することに致しました。

 

テーマは、美味しくて健康な食生活。

 

4年ほど、栄養療法セラピストを目指して勉強してきておりますが、今まで時間とお金をかけて学んできたことを表に出してみよう、という今年の目標でもあり、逆にそれが自分への更なる勉強になると思ったのがきっかけです。

 

先日、一度だけ講習会を行わせて頂きましたが、参加された方々それぞれ、いろんな食に関しての悩みをお持ちでした。食生活のちょっとした意識を変えていくだけで、体は劇的に変わっていきます。

 

そういう小さなことでも多くの方々に知って頂きたく、このブログの立ち上げとなりました。これから細々とつらつらと、いろんな食に関することを書いていきたいと思っています。

 

これからどうぞ宜しくお願い致します。