菌育中。
…なんて言葉があるのかしら。
今年は、バルコニー・ガーデンそっちのけでいろんな菌を育てては、食しております。
まずは、
醤油麹(手前)と甘酒(奥)
甘酒用に米麹を300g購入したのですが、結局、醤油麹と半々にしちゃいました。
どちらも早くお料理に使いたくて…。
醤油麹は、あと3日ほど待たなくてはなりませんが(作ってから1〜2週間で出来上がり!)、甘酒は、10時間ほど炊飯器で保温にしておくだけで完成☆
最初に甘酒を使ったお料理は…。
豚しゃぶ冷麺。
スープの味付けが、砂糖、醤油、鶏柄スープ、ごま油、豆板醤だったので、砂糖の代わりに甘酒を使ってみました。
味は、ほんのりした甘さが残っていて、これはいける!
火を通してないので、麹菌がたっぷり。キムチの発酵食品も加えて、腸内細菌を活発に、元気に!そして、夏バテ知らずの体づくりをしちゃいます!!
ちなみに、麺は、ライスヌードルなので完全なるグルテンフリー。
醤油麹もこんな風にお料理に使える日が今から楽しみでなりません☆
さらに!!
今年2月に作成したお味噌も元気に熟成中。
月に1度、天地返しと言って、混ぜ混ぜする日があるのですが、毎回、開けるたびに
醤油の元がうっすらとあるとテンション上がりますね♪
混ぜ混ぜ…。
そしてまた調えて、ラップをかけて、重石をのっけて、また1ヶ月後のお楽しみ。
来月には、このお味噌も出来上がります。
半年は早いなー。
次のお味噌の仕込みしなくちゃ。
写真はありませんが、紅茶きのこもグロテスクに成長中です。
あまりにグロテスクなので、写真は控えさせて頂きます。苦笑。
これらの菌は、暑いと成長する速度も急に早くなるので、その管理と次の仕込みと…
と、やっていたらバルコニー・ガーデンのお世話どころじゃなくなって。(汗)
すべてを両立するには難しいかなぁ、と
今年は菌育に集中することにしました。😁
体にいい菌は、腸内環境を調えて、体調管理には欠かせない食材です。
腸内が元気だと、風邪も引きにくいし、病気にもなりにくい、もちろん夏バテなんてどこへやら。
女性は、お肌もツルツル、美容にも最適だし、便秘知らずの体になり、いいこと尽くし。
この菌育活動(…なんて大それたことじゃないけれど)を通して、たくさんの人に菌の大切さや必要性を広めていきたいな、と思っています。
さ〜、みんなで菌育始めましょー☆
今度は蕪尽くし。
先日、…といっても5月ですが。
日本食材店に行ったら、蕪がポツンと売られてまして。
しかも、葉付き!!
即買いしちゃいました。
蕪って秋が旬だと思っていたから、チョットびっくりしたけれど、後で調べてみたら、種類によっては、春が旬のもあるんですね。
そんなわけで早速作ってみました。まずは、蕪の葉部分。
油で炒めると吸収率も上がるので、
ベーコンと一緒にシンプルにオリーブオイル炒め。
蕪そのものにもビタミン&ミネラルが含まれておりますが、
葉の部分の方が断然に栄養素が高いのが蕪なのです。
蕪の葉には…。
なんてたってβーカロテンが豊富。
体内で必要に応じてビタミンAに変換され、
- 粘膜を潤す効果→お肌はもちろん、喉や肺の呼吸器系を守る働き
- 目の健康
- 抗発がん作用
などなど効能は盛りだくさん!
さらに、ビタミンCやカルシウム、カリウムなども含まれています。
肝心の蕪も使ってお料理しましたよ〜。
今回は、蕪と人参、きのこを炊いたものを作ってみました。
蕪本体には、少量のビタミン&ミネラルが含まれていますが、代表的なのが、
消化酵素のひとつ、アミラーゼを含んでいるということ。
アミラーゼは、炭水化物を消化するときに必要な酵素で、アミラーゼが少ないと消化&吸収の働きが鈍り、胃もたれや胸焼けなどの症状が現れます。
蕪を食べて、アミラーゼの補給をしちゃいましょ♪
ちなみにその日の夕食メニューは…
肉団子のトマト煮
キャベツときゅうりの塩麹漬け
蕪と人参、きのこの炊いたの
蕪の葉の味噌汁
雑穀ご飯
蕪の葉は、大量にあったので、残った分はさっと茹でて(←ここがポイント!)冷水で色出ししてから冷凍しておきました。
味噌汁を作った時、おかずの足しに、冷凍のまま、サクッと入れるとグー。
別の日には、蕪のシチューを作成。
ホワイトソースはもちろん、グルテンフリー。
蕪にすぐ火が通るので、あまり煮すぎないように…。
蕪料理が続いた5月なのでした。
今度は蕪尽くし。
先日、…といっても5月ですが。
日本食材店に行ったら、蕪がポツンと売られてまして。
しかも、葉付き!!
即買いしちゃいました。
蕪って秋が旬だと思っていたから、チョットびっくりしたけれど、後で調べてみたら、種類によっては、春が旬のもあるんですね。
そんなわけで早速作ってみました。まずは、蕪の葉部分。
油で炒めると吸収率も上がるので、
ベーコンと一緒にシンプルにオリーブオイル炒め。
蕪そのものにもビタミン&ミネラルが含まれておりますが、
葉の部分の方が断然に栄養素が高いのが蕪なのです。
蕪の葉には…。
なんてたってβーカロテンが豊富。
体内で必要に応じてビタミンAに変換され、
- 粘膜を潤す効果→お肌はもちろん、喉や肺の呼吸器系を守る働き
- 目の健康
- 抗発がん作用
などなど効能は盛りだくさん!
さらに、ビタミンCやカルシウム、カリウムなども含まれています。
肝心の蕪も使ってお料理しましたよ〜。
今回は、蕪と人参、きのこを炊いたものを作ってみました。
蕪本体には、少量のビタミン&ミネラルが含まれていますが、代表的なのが、
消化酵素のひとつ、アミラーゼを含んでいるということ。
アミラーゼは、炭水化物を消化するときに必要な酵素で、アミラーゼが少ないと消化&吸収の働きが鈍り、胃もたれや胸焼けなどの症状が現れます。
蕪を食べて、アミラーゼの補給をしちゃいましょ♪
ちなみにその日の夕食メニューは…
肉団子のトマト煮
キャベツときゅうりの塩麹漬け
蕪と人参、きのこの炊いたの
蕪の葉の味噌汁
雑穀ご飯
蕪の葉は、大量にあったので、残った分はさっと茹でて(←ここがポイント!)冷水で色出ししてから冷凍しておきました。
味噌汁を作った時、おかずの足しに、冷凍のまま、サクッと入れるとグー。
別の日には、蕪のシチューを作成。
ホワイトソースはもちろん、グルテンフリー。
蕪にすぐ火が通るので、あまり煮すぎないように…。
蕪料理が続いた5月なのでした。
甘酒尽くしの会。
週末、「甘酒尽くしの会」なるものに参加してきました。
甘酒の作り方から、甘酒を使ったお料理のレシピまで盛りだくさんに習ってきたのです。
試食は、こーんなに盛りだくさん!!
ポルチーニ茸と煎り大豆の炊き込みご飯
お刺身と野菜のサラダ仕立て(タレに甘酒使用)
白身魚のおぼろ昆布和え
タイ風カルパッチョ
甘酒とごまの根菜煮
デトックスおすまし
甘酒のデザート
これは甘酒とごまの根菜煮。
こちらのスーパーで売っている根菜を使用した洋風根菜煮です。
スーパーでその存在は知っていたけれど、実際、どうやってお料理するのかね?
という材料が登場してきて嬉しい限り。
ごまも、もうわざわざ日本から、えっこらせ、と持ってこなくてもいいくらいの代わりになる胡麻ペーストを教えて頂きました。にっひっひ。
甘酒のデザート。
やっぱり生で食べるのが一番効果的!!
ほんのり甘味があって、チョー満腹。
写真奥に見えるお刺身は、醤油麹と一緒に頂きました。
こういう使い方もできるのね〜っと、ワクワク。
試食はランチで食べましたが、その後も満腹感が続いていて、結局、
その日の夕食はいりませんでした。
甘酒、というと冬の飲み物というイメージがあると思いますが、
(ロンドナーもそのひとりでした)
甘酒には2種類あるんですね。
- 麹+もち米で作るもの
- 酒粕+砂糖で作るもの
今回、習ったのは前者の方です。
麹+もち米で作った甘酒は、そのまま飲む(食べる)もヨシ、
お砂糖の代わりに調味料として、お料理に利用できる優れもの。
煮物は、砂糖やみりんがなくても甘酒だけで美味しくできるし、マフィンやクッキーなどお菓子作りで使う砂糖の代わりに甘酒を使うこともできます!
この甘酒には、びっくりするほどの栄養が含まれています。
ビタミンB1ー糖質を分解してエネルギーになるときに必要なビタミン。
ビタミンB2ー糖質、脂質、タンパク質を分解するのに必要なビタミン。新しい細胞を作り出すときにも必要なビタミンでもある。
ビタミンB6ータンパク質を分解または代謝するのに必要なビタミン。
葉酸ー血液を作る働きやDNAを合成するのに必須。
食物繊維ー体内にある老廃物をひっくるめて外に出すお掃除係。
オリゴ糖ー腸内で善玉菌を増やし、腸を調えて吸収をよくする。
必須アミノ酸ーシスティン、アルギニン、グルタミン等、体内では合成できないので食物から摂る必要のあるアミノ酸。疲労回復やエネルギーチャージ、お肌の再生(これが甘酒が美容液と呼ばれる所以)には絶対必要なアミノ酸。
ブドウ糖ーエネルギー源。健康な体づくりには大切な栄養素。
などなど。
白砂糖とは違って自然な甘さなので、急激に血糖値が上がることはないし、
満腹感も得られるので、ダイエットにも最適。
(ダイエットには、酒粕の甘酒よりも米麹の方の甘酒の方が向いているらしいです)
すべて自然でできてるので、市販の栄養ドリンクを飲むよりよほど効果的ではないかと。
だた、やっぱり何でも飲み過ぎ、食べ過ぎは禁物。
甘酒も例外なく、1日200mlが適度でしょう。
夏は冷たくして豆乳や牛乳で割って飲むと夏バテ防止になりますし、
冷え性の方は温めて生姜やレモンを入れて飲むと体がポカポカしてきます。
市販の甘酒は、品質を一定期間保つことができるように「火入れ」という加熱殺菌作業をしているものがほとんどです。
甘酒のような発酵食品は、そのままにしておくと、どんどん発酵が進みます。自然界のことだからしょうがないですよね。
でも、それを無理に加熱殺菌してしまうと、中の菌がほとんど死んでしまい、ビタミン類の量も減ってしまいます。
本来、甘酒が持つ効能のほとんどが失われている、ということです。
だから、やっぱり手作りが一番☆
今回、それを習うことができて、とーっても有意義な時間でした。
甘酒を手作りするのに必要な材料を買ってきたので、早速、我が家でも作ってみようと思います♪
毎日甘酒生活、楽しみだなぁ。
デトックス効果抜群!の発酵飲料。
先日、紅茶キノコなるものの作り方を習ってきました。
これは先生が作った紅茶キノコ。
紅茶にキノコが入ってるの?と思ってしまいがちですが…。←私も最初はそう思ったひとり。
中で増殖する菌がキノコのような形になることから由来されてるようです。
英語では、Kombuchaと言われていて、ストロベリー味など加工され、健康飲料として普通のスーパーで見かけたりします。
日本では、70年代に大流行したようですね。
自宅で培養して(発酵させて)飲めるので手軽にできる健康飲料として流行ったみたいです。…が、日本ではその菌が絶滅したという説もあり。
でも、ココで生きてますよーん。回り回って、ロンドンまで辿り着きました。苦笑。
紅茶キノコは、そのまま飲むもヨシ。
先生が教えてくれたのは、
フルーツポンチで利用できること!
これが大好きな私には目からウロコと言いますか、嬉しくてなりません。
1年以上放置しておくと、酢にもなるので、酢としてお料理にも使えます。
そんな紅茶キノコの主成分は、
やっぱり、な、産膜性酢酸菌。
お酢の一種ですね。
さらには、
パチルス・アシドフィルス(乳酸菌の一種)
ブロメリン(消化酵素)
これらは、体内にある毒素を中和して免疫機能を向上してくれるそうです。
…ということは、ブロバイオティクスとして大きな役割を果たしているのですね!
ブロバイオティクス(Probiotics)の代表的なものには、
乳酸菌やビフィズス菌などがあります。
有名どころではヨーグルトなんかがありますよねー。
でも、胃酸や胆汁酸によって、肝心の腸まで届かないことも多々あります。
パチルス・アシドフィルスは、生きたまま腸まで辿り着き、善玉菌を増やす働きのある乳酸菌。なかなかないですよー、こんな優れもの☆
ヒトの腸には、400〜500種類以上、約100兆個もの腸内細菌(腸内フローラ)が生息していると言われています。
腸内環境が整っていることで善玉菌と悪玉菌の両方が上手い具合に生息し、私たちは健康でいられます。
が。
乱れた食生活や過度のストレス、ときには抗生物質を服用したり(抗生物質は悪玉菌だけじゃなく、善玉菌も殺してしまいます)、などで腸内環境が乱れてしまうと、悪玉菌が増殖、有害物質が増え、免疫力が低下して、風邪を引きやすくなったり、胃腸が弱くなったり、さらには病気になったり…体に様々な影響を与えます。
プロバイオティクスは、悪玉菌の増殖を抑え、有害物質が減少し、腸内環境を調えてくれる正義の味方。腸の機能が活性化されれば、腸の消化吸収が促進され、便秘の解消や予防につながります。
さらに!善玉菌のエサとなる食物繊維を一緒に摂れば、パワーアップ!!
だから、紅茶キノコで作ったフルーツポンチは、
理に叶った腸内環境を良くする一品。
ひゃー。
私が作った紅茶キノコも現在、グロテスクに成長中。
(あまりにグロテスクですので、写真は控えさせて頂きます)
作り方はチョー簡単。
500mlのアールグレイ(…でなくとも紅茶なら何でも!でも、この種類が一番美味しい、と先生説)の紅茶を濃いめに作り、そこに約40gの砂糖を混ぜ、溶かします。
人肌に冷めたところで、先生からもらってきた紅茶キノコ(培養液)を入れ、放置しておくだけ。
10日ほどすれば飲めるそうですが、2週間くらい待った方が味も美味しくなっているでしょう。
味は、甘い紅茶にアップルビネガーの酸味がプラスされた、さっぱりした感じ。
酢ドリンクが流行ったこともありましたが、ほんと、あんな感じです。
…を自宅で作れるんですよ!しかも放置しとくだけ〜♪
ズボラな私でもできましたぁ。
紅茶キノコの菌(培養液)が欲しいひと…ロンドンにあーつまれ♪
作成にあたり注意点をいくつか。
- 作った後は、あまり揺すらない。
- コバエがこの甘い発酵臭が好きらしく寄ってくるので中に入らないように気をつけてください。(蓋をしてしまうと、発酵がかなり遅くなります(または発酵が止まってしまう)ので、蓋の代わりにタオルやガーゼなどで覆っておくといいでしょう。)
- 紅茶キノコの菌は、金属がお嫌いのようで…金属でできた瓶、金属が付いている瓶などの使用は避けて。
- 温度は、温かい方が菌の成長が早いです。温度が低いとなかなか成長しません。
- 出来上がった喜びで飲み過ぎてしまうと下痢になることがあります。健康にいいから、とがぶ飲みは禁物。やっぱりほどほどが一番☆
胃腸が元気ないな、というとき。
朝、小さいグラス(日本酒を飲むときのおちょこくらいの大きさ)に1杯飲んでみるといいですよ。空腹時や食事前に飲む方が効果があるみたいです。
ちょっと変わったブロッコリー?
先日、Charecote House & Parkという貴族のお屋敷に行ったとき、そこにちっちゃなファーマーズ・マーケットがあったので、春野菜を購入。
アスパラガスとブロッコリーです。
あら?ブロッコリーがちょっと違う?とみんな思うでしょう。笑。
White Sprouting Broccoli
という名前で売られていましたが。
ネットで色々調べてみたら、どーやら、これはブロッコリーの仲間で
年に1度の4月下旬に収穫される完全なる春野菜。
でも、日本語の名前は見つけられず。
まさに!スーパーではなかなか入手できない、ファーマーズ・マーケットならではの野菜でした〜。
↑だから、この野菜が一番売れ行きがよかった!
どうやって食べようか、と試行錯誤したのち…。
結局、胡麻和え風にしてみました。
苦みが少しあって、でも甘味もあって、噛めば噛むほど美味しい野菜でした。
この時期、ヨーロッパに出てるらしいので、こちらにお住まいの方は山菜の代わりに食べてもいいかも。
ブロッコリーには元々、
ビタミンA
ビタミンE
ビタミンC
Bビタミン類
ビタミンK
カリウム
鉄分
カルシウム
マグネシウム
亜鉛
など多く含まれていることから、がん予防や免疫力の強化、美肌効果、動脈硬化の予防、骨の健康維持、不妊などなど、たくさんの効果があります。
そして、このブロッコリーの芽的存在のwhite sprouting broccoliには、それがぎゅっと詰まっているのです。
ちなみにこの日の夕食は…。
和風チキンピカタ with ネギソース
アスパラの肉巻き
ちょっと変わったブロッコリーの胡麻和え
雑穀ご飯
ほうれん草の味噌汁
でした。
実は、ブロッコリー系が苦手な我がオット…。
形は変われど、やっぱりこれも駄目だったみたいで。胡麻和えだけ残す始末!
子供かーい。
そんなわけで…。翌日にはこんなトライ。
鮭のちゃんちゃん焼き
の野菜にひっそり(←ここ重要。)と忍ばせてみました。
そしたら、気づかずにブロッコリーもアスパラも食べるオット。
見えないと食べれるのにねー。苦笑。
またまたちなみにこの日の夕飯は…。
鮭のちゃんちゃん焼き
モッツェレラとトマトのサラダ
雑穀ご飯
わかめの胡麻スープ
でした。
さてさて、イギリス流の春野菜をご紹介できたところで。
ロンドナー流デトックス7日間プログラム
をちょっぴり書いちゃいましょー。ドンドンドンドン。
ざっくりと(←こんな性格なもので…汗)こんな感じです。
1日目:朝昼晩→それぞれ豆乳200ml+バナナ1本
(別々に食べてもヨシ。シェイクにしてもヨシ)
2日目:1日目と同じ。
最初の2日間で、肝臓をじっくり休ませます。
3日目:朝→豆乳+バナナ、昼→おにぎり+りんご、夜→バランスのよい野菜中心の食事
4日目、5日目は3日目と同じ。
6日目、7日目は、朝→おにぎり+りんご、昼→野菜中心の食事、夜→野菜中心の食事
1日目、2日目で豆乳+バナナで飽きちゃった場合は、それに黒ごまやきな粉を混ぜて味の変化も大丈夫。
3日目以降の野菜中心の食事には、春野菜をたっぷり取り入れて。
食物繊維たっぷりのきのこや玄米ご飯、豆類や発酵食品もグー。
オリーブ油や植物油など使ってもOKですが、肉類は避けて。
(この1週間だけと思って!)
どうしてもお腹が空いてしょうがないときは、ハーブティや生姜湯などを少し口にして何とか、まずは2日間は乗り切りましょう。
あ、カフェインは控えてください。
1週間だけ、と思ったらできそうなプログラムでしょう?
これを実践したロンドナーは、
お腹すっきり!ウエストマイナス3センチでした。
デトックスが目的なので、体重の大きな変化はありませんが、人によっては体重減少もあったります。体重より体脂肪率に変化が出がちです。
肝臓を休ませたり、余分な老廃物を排除することで、腸の吸収率を上げ、良い食材がどんどん体内に吸収されていきます。
ですので、7日間のプログラム終了後は、いきなりアルコール(嬉しくなってほしくなるところですが…)はチョット控えて、オーガニックの野菜や果物はもちろん、魚類や良質なタンパク質から入れていくといいでしょう。
ただ、このプログラムを実践するに辺り、下記のことにはご注意ください。
- 人(体質)によっては副作用的な頭痛やめまいなどの症状が現れることがあります。(症状がある場合は、すぐにプログラムを止めてください)
- 妊婦さん、授乳中の方、不妊治療中の方、肝臓の病気の方は控えてください。
- 何らかの理由で通院されてる方は医師と相談の上、医師の指示に従ってください。
- お子様(15歳以下)や65歳以上の方は控えてください。
逆にこんな人にお薦め!
ゴールデンウィークが終わって疲れが取れない…。
便秘がずーっと続いている。
肌荒れがひどい。
むくみを取りたい。
外食やファーストフードが続いている。
メタボが気になる。
生理が不順、または生理前に起こる様々な症状を改善したい。
暴飲暴食をしがち。
などなど。
女性の場合は、生理後に開始すると効果が現れやすいでしょう。
これからどんどん日が長くなり、楽しい時間が待っています♪
体が元気に健やかに、楽しい夏を過ごせますように!
夏なんて…チョット気が早いかなぁ。笑。
春はデトックスの季節♪
この間、久しぶりにバラマーケット
(↑ロンドンで一番大きいマーケット。バラは売ってませんー。笑。新鮮な野菜や果物、魚や肉、乳製品やチーズ…などなどイギリス中からここに集結します。日本でいう築地みたいなところかなぁ)
に行ってみたら、売ってました!!!
ヨーロッパの春の訪れを教えてくれるホワイトアスパラ!!
思わず購入♪
旬の時期は4月下旬から6月くらいまで。新鮮なのは、この時期にしか食べられないので、どっさり山のように積まれたホワイトアスパラも目の前でどんどんなくなってゆきます。
調理法は、Simple is the best.
オリーブオイルで焼き付けた後、酢を入れたお湯で茹でただけ。
ソースは、今回はイングリッシュ・マスタード&マヨネーズにしてみました。
これを食べると、春♪という感じがして、テンションも上がります。
ちなみにこの日の晩ご飯は…。
茹でホワイトアスパラガス+イングリッシュ・マスタード&マヨネーズソース
チキンが入ったラタトゥイユ
おから
雑穀ご飯
お味噌汁(具材忘れちゃったー汗)
さてさて、ココから本題。
タイトルにも書いた、春はデトックスの季節。
そうなんです!デトックスをするには春が一番なのです!!
デトックスをする、というと皆さんが一番に頭の中に思い浮かぶのは、
体内に残っている毒素や老廃物を外に出す、
ということではないでしょうか。
確かにそういう意味も含まれてはおりますが、
実はもっと大切なことが含まれているのです。
それは…肝臓を休める、ということ。
アルコールを大量に摂取した後や飲み続けていてチョット休みたいな、というとき、
今日は、休肝日でーす!
なんて言葉を昔、よく使ってたな。苦笑。
肝臓は、体の臓器の中で一番の働きもの。
…だと、私は確信しています。
血糖値を管理したり、
脂肪を分解して、即エネルギーとして使用するのか、はたまたコレステロールにするのか判断したり、
脂肪を分解するために必要な胆汁を作ったり、
ビタミンやミネラルを保管したり、
タンパク質を分解してエネルギーにしてみたり、
過剰なホルモンを分解したり…
さらに!
体内にある毒素や老廃物は、すべて肝臓に集められ、分解して体の外に排出するのが肝臓です。
こんだけことをずーーーっと年がら年中働いているわけです。
そりゃ、ときには疲れちゃったりしますよね。
それでも人間はそれに気づかず、大量の脂肪分を流し込んでみたり、農薬の付いた食べ物を食べたり、添加物や化学調味料たっぷりの食事をしたり、危険なケミカルの固まりのたばこを吸ってみたり、アルコールを摂取したり、薬を飲んだり…
肝臓に多大なる負担をかけてしまっています。
肝臓は、ある程度の毒素や老廃物なら頑張って働いて、分解し排出できますが、手に負えなくなった大量の毒素はどんどん溜めていっていまいます。
そこで現れる症状が、
慢性疲労
ホルモンバランスの崩れ
肌荒れ
太りやすくなる(肥満になりやすい)
高血圧
コレステロール値の上昇
糖尿病の恐れ
などなど出てきます。
あ、最近、疲れが取れないな、とか
肌荒れがひどいな、とか、
女性は生理が乱れてるな、とか。
そういう人がいたら、それは肝臓が疲れている証拠。
すぐにでもデトックスをしてあげましょう。
(注意:デトックスをしてはいけない人もいます。詳しくは後日)
では、なぜ、デトックスは春がいいのか。
自然の恵みから頂ける食材を考えてみて下さい。
ふき
たらんぼの芽
わらび
うど
これらの山菜は、ちょっと苦いですよね?
その苦みが体内の毒素や老廃物を排泄する役割を担ってくれるのです。
厳しい冬を乗り越えるために溜め込んだ脂肪やあらゆるものを解き放すのが春。
それをいつまでも体内に閉じ込めておくと、どんな悪さをするかわかりません。
人間は自然と共に生きてますからね。自然界に聞けば、おのずと答えは出てくる…。
…なんて、ちょっとスピリチュアルなことを言ってみましたが。
小さい頃は、その苦みが好きになれなくて、山菜は苦手でしたが…。
肝臓も若いし、ガツガツ働けていたので、きっとそれらを摂取しなくとも毒素は管理できていたのでしょう。
ところが、ここ最近、あんなに苦手だった山菜をもっと食べたい!と思うようになったんです。…ということは、肝臓も同じように年を取って、ずっと働き続けているわけですから、自分の力だけじゃ毒素や老廃物は分解できないから、助けてーと言ってるのかな?
…と、自分で勝手に想像しちゃったりして。
皆さんも、昔食べられなかったけれど、今なら食べられる、いや食べたい!と思う食材はあったりしませんか?
ご自身の体の声を聞いて下さいね。←いつでも、ここが一番大事。
上記の山菜の他にも春野菜にはデトックス効果のものがたくさんあります。
例えば、
春キャベツ
アスパラガス
菜の花
筍
新じゃが
新たまねぎ
そら豆やグリーンピースなどの豆類
などなど。
これらの野菜をたくさん摂って、この春は、健康な肝臓を目指しましょう。
実は、デトックスは年に2回、春と秋にしてみるといい、らしいです。
活力溢れる夏には肝臓もフル回転…ですもんね。
日本と同じような山菜がイギリスでも採れたらいいのにな…と
羨ましく横目で見つつ(苦笑)
次回は、
イギリスで採れる(買える)デトックス効果のある春野菜
を使った料理をご紹介していけたらな、と思っています♪
肝臓を休めつつ、老廃物も排出できるようなロンドナー流のデトックスの方法もお教えしちゃおっかなー。